情報漏洩の原因

個人情報とは何か?

実際にこれを答える事の出来る人はどのくらいの数がいるのでしょうか。

個人情報の定義としては、個人を特定するに足る情報と言われていますが、見解は様々で確固たる定義は特にないと聞いたことがあります。

インターネットの世界では、次々に情報漏洩問題が話題になり、多くの人が被害に遭っています。

基本的に個人情報は「個人を特定出来たり、識別できる手がかりになる情報」と言われています。

住所、氏名、年齢、性別など以外にも、学歴や職歴、勤務先や結婚歴なども個人情報に入り、クレジットカードの番号や、前科や病歴も挙げられます。

ここ数年で情報漏洩に関するニュースを耳にする事が非常に多くなったと思いませんか?

事件や事故が頻発していますので、多くの人々が情報漏洩に慣れてきてしまっている気がします。

漏洩件数の少ない事件は今ではニュースにもならなくなっています。

私たちの知らない所で情報は次々に漏洩しているのです。

毎日日本のどこかで確実に情報は漏洩しています。

なぜ情報は漏洩するのか、なぜ情報漏洩を防ぐことが出来ないのか。

不思議で仕方がありません。

情報漏洩の原因は大きく分類すると、外部要因、内部要因といった種別と、故意か過失かといった問題の合計4つに分類されます。

例えば、外部の人間が社内のサーバーに侵入してきて機密データを盗んだ場合は外部犯行による悪意のある情報漏洩事件です。

社内の人間が外にノートパソコンを忘れてきて漏洩した事例や、winnyなどの使用による情報漏洩の事故は、内部の人間による過失の情報漏洩となります。

日本ネットワークセキュリティ協会による2008年の調査結果だと、2008年の情報漏洩事故は1373件。

情報は732万2763人分で想定損害賠償総額が2367億2529万とのことです。

それが2011年になると、漏洩件数は1551件、漏洩人数は628万4363人、想定損害賠償金額は1899億7379万となっています。

過去と比べても情報漏洩の数は減っていますが、それでもまだこれだけの数の情報が漏洩しています。

そんな情報漏洩の原因の70%~80%が内部要因によるものだそうです。

内訳でみると、誤操作や設定ミスといった過失が多くあるのですが、情報の持ち出しや、内部犯罪といった悪意に満ちたケースもあります。

結果的にどちらも漏洩しているので、被害に遭った人からすれば関係のないことです。

漏洩は漏洩。

2008年の場合、情報持ち出しによる経路としては紙媒体が56%もあります。

ほかにはWeb経由や記録媒体経由、電子メール経由があります。

紙媒体でのケースが多いのであれば、いかにシュレッダーが重要なものなのか理解できるはずです。